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2023/9 気になる新刊

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内科
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残暑厳しい9月ですが、そろそろ涼しい中本読みたいところです。

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シチュエーション別 整形外科の触診・徒手検査

整形外科の「触診」と「徒手検査」にフューチャーした本、珍しい趣の本かと思います。

患者の主訴、症状、発症起点などに沿って構成され、必要な検査が提示されているとのこと。

整形外科疾患を疑うけれど確信が持てない状況は多いと思うので、症状に合わせた触診と徒手検査、そこから必要な検査を行い、そのタイミングで自信を持って紹介できると紹介する側としてはベターかと思います。

膠原病の診断にも役立ちそう。

検査値とCQでわかる 非専門医のための血液疾患ワークブック

血液疾患もどう血液内科に良きタイミングで繋げるかが重要なのではないかと思います。

なかなか非専門医がどこまで検査をしたらいいのか、どう判断したら良いのかを体系的に理解できる本は新刊ではあまり見当たらないかと思っていところのこの本です。

著者の渡邉先生の血液内科 ただいま診断中!は読みやすく良い本ではあるのですが、非専門医、研修医など初学者には難しいところもありました。
この本はその点も踏まえ症例ベースにわかりやすく記載されています。

健診異常で引っかかる項目も多く、外来で役立ちそうです。
目次を引用しておきます。
悩むよねって言うところですね。

目 次

CHAPTER 01 貧血の鑑別にエリスロポエチンを使う
CHAPTER 02 出血性貧血と出血量・タイミングについて考察する
CHAPTER 03 小球性貧血の鑑別,特に慢性炎症と鉄欠乏について
CHAPTER 04 大球性貧血の鑑別,ビタミンB12 欠乏性貧血を中心に
CHAPTER 05 網状赤血球増加を伴う貧血(溶血性貧血)と鑑別の進め方
CHAPTER 06 好中球単独減少を中心に鑑別と対応を検討する
CHAPTER 07 汎血球減少の患者の鑑別と対応について
CHAPTER 08 血小板減少の鑑別を中心に対応を考える
CHAPTER 09  白血球増加をみたときの対応について
CHAPTER 10 血球増加をみたときの鑑別の仕方と対応を考える
CHAPTER 11 好酸球増加をみたときの鑑別の進め方
CHAPTER 12 リンパ節腫大を中心に鑑別と対応を考える
CHAPTER 13 血清蛋白の異常をみたら考えること
CHAPTER 14 骨病変・高カルシウム血症をみたときの対応について
CHAPTER 15 凝固異常を疑う深部出血の患者の鑑別について

COLUMN
  ・エリスロポエチン
  ・網状赤血球
  ・血液内科と膠原病内科の連携
  ・HbA1c と赤血球産生
  ・フェリチン
  ・血液内科とかかりつけ医との連携
  ・鉄欠乏性貧血の原因
  ・血液内科と神経内科・脳神経外科の連携
  ・ビタミンB12 欠乏性貧血と味覚障害
  ・溶血性貧血とLDH
  ・抗SS-A 抗体と白血球減少・新生児疾患リスク
  ・感染症による好中球減少
  ・汎血球減少をきたす急性白血病
  ・血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)の速度
  ・急性骨髄性白血病のBSC
  ・白血球増加をみたときに
  ・本態性血小板血症と前線維期の原発性骨髄線維症
  ・多血症とJAK2
  ・私とDIHS
  ・好酸球増加の基礎疾患
  ・リンパ腫のリンパ節と固形がんのリンパ節転移
  ・腸管病変で見つかる悪性リンパ腫
  ・若年のリンパ節腫大
  ・可用性IL-2 受容体(sIL-2R)とリンパ腫
  ・総蛋白増加のある患者
  ・分類不能型免疫不全の場合
  ・吐き気のある人
  ・夜も眠れない腰痛
  ・クロスミキシングテスト
  ・血液内科に相談のあるAPTT 延長の中で

● COLUMN 集
  ・網状赤血球の測定
  ・クームス陰性自己免疫性溶血性貧血
  ・汎血球減少もエリスロポエチン
  ・エルトロンボパグ
  ・薬剤性血小板減少症のメカニズム
  ・ITP に対してのピロリ菌除菌
  ・腎臓内科であまり出されない血清免疫固定法
  ・MGUS と思いきや
  ・成人T 細胞白血病・リンパ腫
  ・高齢者の血球減少
  ・JAK2 遺伝子と腎障害
  ・骨髄増殖性腫瘍と肺高血圧症
  ・各診療科との連携
  ・血液内科と腎臓内科
  ・血液内科と循環器内科の連携
  ・血液内科と呼吸器内科の連携
  ・血液内科と外科系の連携
  ・血液内科と整形外科の連携
  ・血液内科と形成外科・耳鼻科・口腔外科との連携
  ・血液内科と眼科との連携
  ・血液内科と内分泌・糖尿病内科との連携
  ・血液内科と消化器内科との連携
  ・血液内科と在宅診療医との連携
  ・血液内科と緩和ケア科との連携
  ・血液内科と皮膚科の連携
  ・性腺機能障害と婦人科・泌尿器科・生殖器科
  ・輸血をした際に
  ・生存曲線を見ながら

http://www.chugaiigaku.jp/item/detail.php?id=4317

COLUMNでの各科との連携なども面白そうです。

(2023/10 追記)

外来セッティングでどこまで検査してどのタイミングで専門医に紹介するのか、が非常にわかりやすかったです。一般外来、初診外来をする方におすすめ、健診異常にも対応できます。

ねころんで読める性感染症

ねころんで読めるシリーズ、今回は性感染症ですね。
このシリーズはほんとに噛み砕いて記載されていますし、値段も手頃なので気軽に読みたいです。

早期受診に繋げる方法がどのように記載されているのか。

(2023/10 追記)

読めていないのですが、インバウンドなども入っていいて興味深い。それぞれの疾患の解説ももちろん良いのですが、大事な診察室での問診の仕方などわかりやすく記載されている印象でした。

Dr.林&今の 教科書に載っていないッ! 極める救急・急変対応

メディカのセミナーをまとめた本とのこと、セミナーやってるの知りませんでした(すいません・・・)。

「防ぎえた死」をなくすための救急初期対応 sideC 【スライド資料送付】 | オンラインストア|看護・医学新刊・セミナー|メディカ出版
シリーズ累計2.5万人以上が受講した人気救急エンタメセミナー!オモシロすぎてタメになる?!最後まで集中して見られる♪アタマからシッポまでネタだらけ♪病棟でも外来でも楽しく学ぼう!★会場セミナー開催決定★熱意ある講師と受講生のみなさんでつくる...

こんな感じなのでケアネットの笑劇的救急問答と似た構成の様子です。
林先生の講義は面白くわかりやすい、が一番のところですので、どのように本にまとめられているのかが楽しみです。

ケアネットTVもおすすめです。(もうSeason 16)

Dr.林の笑劇的救急問答 season16|CareNeTV
CareNeTVのDr.林の笑劇的救急問答 season16の番組一覧。今シーズンは「肺炎」、「壊死性筋膜炎」、「ダニ」のバラエティに富んだ3テーマでお届け。「肺炎」では、肺炎球菌、マイコプラズマ、レジオネラ、誤嚥性肺炎について詳しく見てい...

ケアネットTVは株主優待でプレミアム会員が無料になります。それはいずれブログで紹介します!

極論で語る緩和ケア

極論で語るシリーズ、このシリーズは網羅的に語るのではなく、この分野の興味深いところ、大事なところが深く掘り下げられている、だかたこそ極論で語るなのだと思っています。

緩和ケアは担癌患者のものだけではなく、すべての(重症)疾患で対象となるものです。
この治療を続けて良いのか、その先があるのか、そう思ったときに必要となるものの一つが緩和ケアだと思います。

最近SNSでもDNARについて話題になりましたが、どうゴールを迎えるのか、患者や家族と寄り添いゴールを共に考え、適切に介入することが必要であり、それをこの本で学びましょう。

目次が非常に興味深いので引用します。
(このページ以外で見られず、公式もまだありませんでした。)

第1部 緩和ケア総論 1章 緩和ケアとは?[what is palliative care?]  極論1 緩和ケアはがんだけでなく,全ての重症疾患が対象  極論2 緩和ケアは終末期だけにあらず  極論3 プライマリ緩和ケアは全ての医師が身につけるべき知識  極論4 生命延長だけがゴールではない  コラム1 ホスピス・緩和ケアの母 / コラム2 日本における緩和ケアの発展 2章 予後の予測[prognostication]    極論1 終末期病を見逃すな  極論2 危篤状態でも治癒の可能性は過少評価しない  極論3 大きく4つのトラジェクトリ―を把握せよ  極論4 緩和ケアはよりよく生きるためにあり  コラム1 小児緩和ケアでは意思決定や死の説明が難しい 3章 死の過程[imminent death]   極論1 死の過程は進行性かつ不可逆性である  極論2 治療のゴールを確認する  極論3 躊躇せず集中的症状緩和を試みる  極論4 comfort feedingで患者と家族をケア  極論5 緩和的鎮静の深さはRASSで測る  コラム1 在宅での看取り / コラム2 死の過程で生じる症状 4章 コミュニケーション[communication]   極論1 コミュニケーションのプロとして治療のゴールを話し合う  極論2 キャパシティーは判断内容と時間に依存する  極論3 「代理意思決定は複雑で難しい」と知る  極論4 コミュニケーションスキルで感情に対処する  極論5 SDMはソムリエの作業に似ている  コラム1 ヘッドラインと沈黙の効果 / コラム2 ACP の進め方 5章 精神的症状・機能障害[psychiatric symptoms and functional impairment]   極論1 重病患者にうつ症状は多いが見逃しも多い  極論2 不安には非薬物療法も有効  極論3 せん妄はキャムの流れで評価  極論4 ADLとIADLで機能障害の低下を評価する  コラム1 不眠第2部:疾患別の緩和ケア 6章 認知症[dementia]    極論1 認知症は死に至る病である  極論2 末期認知症患者を見逃すな  極論3 体重減少・摂食障害にPEGやTPNはNO  極論4 痛みはあるが,その痛みは無言  極論5 定時投与で認知症患者の痛みをコントロール  コラム1 認知症患者はどのように亡くなるのか? / コラム2 認知症の留意点 7章 がん[malignant tumor]  極論1 進行した固形がんは早期から緩和ケアする  極論2 がんの治療目的を患者と一緒に考える  極論3 緩和目的の放射線治療はその目的を明確にする  極論4 他科専門医を巻き込んで包括的なケアを提供  極論5 急変する血液がんは事前準備がとにかく大事  コラム1 嘔気について / コラム2 頭頸部がんはつらい症状多く,多くの専門科との連携が肝  8章 心不全[heart failure]  極論1 心不全の死期予測はとにかく難しい  極論2 最も効果のある緩和ケアは心不全の治療  極論3 ゴールの話し合いも「最善を望み,最悪に備える」  極論4 終末期ではICDの停止も検討する  コラム1 destination therapyの是非 9章 肺疾患 [lung disease]  極論1 呼吸困難には全人的な評価・介入が必要  極論2 急性・慢性・強度・生活への影響で評価する  極論3 呼吸困難の緩和は原疾患の診断・治療を優先する  極論4 オピオイドは効果を見極めながら慎重に行う  極論5 人工呼吸器の中止は患者・家族の権利   コラム1 意思疎通できない患者はRDOSで評価 / コラム2 COPDの緩和ケア 10章 腎不全[kidney failure]   極論1 血液透析は万能ではない  極論2 腎不全患者のACPは緩和ケア医を巻き込む  極論3 腎不全患者の痛みを見逃さない  極論4 安全に使用できるオピオイドを知っておく  極論5 透析中止の判断は慎重に.予後プロセスも説明する  コラム1 透析を導入しない選択肢(+緩和ケア)もある 11章 痛みの処方箋(オピオイド基本編) [pain;opioid]    極論1 「オピオイドナイーブ」と「オピオイド常用者」に分けて考える  極論2 短時間型モルヒネは4時間効果が持続する  極論3 痛みの波に応じてレスキュー.目安は1時間毎  極論4 ローテーションはオピオイド治療の要   極論5 ローテーション・5つの黄金律をマスターする  コラム1 持続静注か,間欠静注か 12章 痛みの処方箋(オピオイド応用編) [pain management: opioids part 2]   極論1 オピオイドの副作用は3つの肝を押さえる  極論2 PCAの有用性と禁忌を知る  極論3 PCAの持続速度変更は原則24時間以上経ってから  極論4 フェンタニルを使いこなす  極論5 パッチは血中濃度の把握が肝  コラム1 見逃されがちな副作用 / コラム2 フェンタニルパッチ / コラム3 神経障害性疼痛 / コラム4 非がん性慢性疼痛

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784621308486

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