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京都ERポケットブック

本日もERで役に立つ本です。

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音羽病院での研修医用救急実践書が本となって登場しました。

・ERですべきことが一瞬でつかめる

この本では主訴別にはじめの5分でやることリスト、鑑別疾患、検査がほぼ2ページでまとまっており、救急車の連絡があってから到着するまでにすることを確認できます。ERでではスピードと共に安全性も担保されるべきであり、見逃しをなくすために直前に確認することも大事です。

この本ではまた治療や整形外科での固定の仕方、創傷治癒、耳鼻科救急なども詳細な記載がある他、ERよく使うスコアや基準、薬剤なども記載があり、即戦力として使えます。

スクラブのポケットにも入るコンパクトサイズ、当直の際に必携ではないでしょうか。

難点としては、この本を使えばある程度ERができてしまいますが、考える過程が抜け落ちてしまう可能性があります。やはり自分で鑑別を考え、緊急性の軸や見逃してはいけない疾患などを考えることが重要だと私は思っていますので、できるだけ前もってその他の本で勉強し、直前で漏れがないかこの本で確認するといった使い方が良いかと考えます。

何も考えずに(事前確率を考えずに)血液検査、画像検査などをしていると進歩なく何も変わらない可能性があります・・・

使い方を間違えなければ良い本ですので、ぜひお手元に1ついかがでしょうか。

鑑別、考え方の本はまた次の機会に紹介します。

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この記事を書いた人

膠原病内科・救急・総合内科外来を担う中堅内科医・指導医。日々、現場で研修医・専攻医と一緒に奮闘しています。
きれいごと抜きで「現場で本当に役立つバイブル」を若手に届けるため、臨床の傍ら、年間30冊・累計300冊以上の医学書を読み、論文にはない医学書だからこその視点で評価。普遍性の高い、日々の臨床のお供に選ぶべき『失敗しない1冊』をお届けします。

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