2021/3/8 追加
お久しぶりです。
生活が激変してしまい完全にブログを書く時間、というか気力がないため、自分のためにも覚書とコメント残しておきます。
買ったときはたいていtwitterでつぶやきますので、そちらもご参照ください。
今回は医学書以外も入れてしまいます。(備忘録なので)
- 腹痛の「なぜ?」がわかる本
- 本音で語る! リウマチ・膠原病治療薬の使い方
- 不明熱・不明炎症レジデントマニュアル
- 精神症状から身体疾患を見抜く
- コンサルテーション・スキル Ver.2
- ブラック・ジャックの解釈学
- 症例で学ぶ肺非結核性抗酸菌
- こういうことだったのか!!ECMO・PCPS
- 医者は患者の何をみているか
- 新型コロナとワクチン知らないと不都合な真実
- 外来・病棟でのマルチモビディティ診療
- 終末期の肺炎
- 器質か心因か
- 慢性臓器障害の診かた、考えかた
- 無駄な仕事が全部消える超効率ハック
- ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣
- 脱マウス最速仕事術
- ケースでわかるリウマチ・膠原病診療ハンドブック
- 専門医が教える新型コロナ・感染症の本当の話
- シリコンバレー式超ライフハック
- 終わりに
腹痛の「なぜ?」がわかる本
腹痛の本は数々ありますが、ここまでメカニズムに迫っている本はないです。
やっている診察とか、症状とかがどういったメカニズムで起こるのかが学べます。読み進むほどにどんどん面白くなっていきます。
本音で語る! リウマチ・膠原病治療薬の使い方
セミナーでよく勉強させていたでいている方々の本。王道の本です。リウマチ膠原病の薬を処方しようとされる方はこれを参考にフォローなどの計画を建てるとよいのでは。参考文献もcheckを。
不明熱・不明炎症レジデントマニュアル
不明熱、不明炎症を見るときに手元に置いておきたい一冊。助けられたこともしばしば。
マニュアル本ですが通読もおすすめできます。(特に前半)
精神症状から身体疾患を見抜く
精神科の視点からみた身体疾患の本と言って良いのかな。精神症状を疑うとすぐに引いてしまったり、投げてしまったりしてしまいがちですが、その前にできることたくさんありますね、勉強になりました。やや難解ですなとこもありますが、こういった本の中では大変読みやすいです。ステロイド誘発性精神障害についてもありますよ。
コンサルテーション・スキル Ver.2
初版も読みましたが、時代に合わせて変化しています。(表現がだいぶ丸くなりました。)
コンサルトを受けることも多い立場ですが、その際に実践的に使える本だと思います。相手のニーズを汲み取りつつ、発揮するところは発揮する。実際なかなか、難しいこともありますが。
ブラック・ジャックの解釈学
医学書、新しい診断学、症例を学ぶ本です。思考訓練にもなるのではないでしょうか。なるほど、って思うことも違うでしょ、って思うとこも含めて読んでいく本だと思います。ブラックジャックへの愛も詰まってます。
症例で学ぶ肺非結核性抗酸菌
肺非結核性抗酸菌症について非常にまとまっています。エビデンスはもちろん、こういうときはこうするという私見も入っており、実臨床に沿っているのではないでしょうか。非結核性抗酸菌症に関わる可能性のある人は一読をおすすめします。
こういうことだったのか!!ECMO・PCPS
こういうことだったのかシリーズ最新作。このシリーズはわかりやすくすべての医療従事者におすすめ。ECMO、PCPS何も知らない人でも初歩から学べます。
医者は患者の何をみているか
面白い本なのは間違いないです。おそらく医療者として読むのと患者として読むのでは印象が全く違う本なのではないでしょうか。医療者として読むならば、思考の追体験だと思います。
診断学ではないけど大事な診断の本です。
新型コロナとワクチン知らないと不都合な真実
対談形式なのがよくて、すごく読みやすいです。COVID-19とワクチンについてとてもわかりやすくまとめられているので、医療者は説明するときに役立つと思います。意外とわかっていなかったこともたくさんありました。
免疫ペディアは私もおすすめしておきます。
外来・病棟でのマルチモビディティ診療
近年注目されているマルチモビディティについての入門書とも呼べる1冊です。前半で基礎を学んで後半の症例で実例を学んでいきます。こういうの困るよね、ってのが満載だと思います。
終末期の肺炎
終末期の肺炎、誤嚥性肺炎は治療すれば終わり、ってものではない、医療者の腕の見せどころかもしれません。抗菌薬入れれば治るでしょ、ってはじめは思いますが、診れば診るほど難しさを感じるものです。多角的な報告から評価して治療介入する、そういった方法を誤嚥性肺炎から学べる本です。
器質か心因か
器質か心因か、その狭間にあるものを診るための本、上記の精神症状から身体症状を見抜くと比べるとより読みやすいです。当たり前のことかもしれないけど、それを言語化するのは難しいです、それがうまくされています。器質と心因は両輪なので、どちらがずれてもうまく回らないのです。
慢性臓器障害の診かた、考えかた
まだ読んでいる途中。診かた考え方シリーズは読みやすくて好みです。
病気ではなく患者を診るということはどういうことなのかを再認識する本です。多疾患という横の広がり、そして時間軸も踏まえた診かたが学べます。多角的な見方がやはり大事。
無駄な仕事が全部消える超効率ハック
たまに買いたくなるライフハック系の本。コンパクトに1つ1つまとまっているのは良いところではないでしょうか。こういう系読んでいる人には重複することも多いかもしれません。
ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣
audible
audibleで非常に良かったので書籍版も購入。
習慣の本はたくさんありますが、この本が一番丁寧でわかりやすく、実践しやすいものだと思います。少しを変えるのが大事。この記事を書いているのもそのためかも。
脱マウス最速仕事術
マウス主体の人がショートカットを学ぶ本。類書はたくさんあるかもしれませんが、私には非常に役立ちました。
2021/3/8 追加
ケースでわかるリウマチ・膠原病診療ハンドブック
間違いなくリウマチ膠原病の名著となる本だと思います。
内容が非常にコンパクトかつ必要十分です。これだけの厚みに収まっているのがすごいと思う内容です。内科医すべて、研修医におすすめできます。内容から考えたら安価です。(リウマチ・膠原病の合併症や諸問題を解く―リウマチ・膠原病診療ハイグレードなんて非常に高いです、いい本だけど。)
診察の仕方、検査から始まり、それぞれの疾患について非常にまとまっており、は初学者にとって非常に役立つし、実際診療している人にも総復習に非常に良いです。
後半のケースはほんとによく困るところで、エキスパートオピニオン含めて実際どうやっているのかを追体験できます。
ケース編は非常に役立っています。外勤のお供にしようと思っています。
この本についてはまた改めて詳細をブログに書きます。
専門医が教える新型コロナ・感染症の本当の話
Kindleで購入。感染症って何、って言われると案外説明が難しい。
とてもいい本です。コロナの本というわけではなくコロナはあくまで各論で、感染症とはなにか、感染症とどう戦っていくかにについて、広くわかりやすく書いてあります。
コロナとどう付き合うか、ではなく普遍的に感染症とどう付き合っていくか、戦っていくかが学べる本だと思います。SNS時代の感染症は肝に命じておくべき。
シリコンバレー式超ライフハック
audibleで購入
すべて正しいとは思わないけど、取捨選択して取り入れたら変わることができる本。
多岐にわたって書いてあり、この手の本を読んだことのない人におすすめできます。
終わりに
なにか抜けがある気しかしていませんが、だいたいは記載できたはず。再度ブログにまとめたい本も多いのでそれは後ほどがんばります。
あげていませんが
Hospitalistシリーズ
リウマチ科
以上は定期購入して読んでいます。
忙しい日々が続きますが、皆様お身体は大切に、良き本ライフを!!
いつか詳しいブログまた書きます。
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